アフリカ ギニア ボッソウ村での「緑の回廊プロジェクト」滞在記 準備編(7)

2005年8月29日
毎日新聞の記者の山田大輔さんとお会いすることになりました。
山田さんはかつてボッソウを訪れたことがある方ということでお忙しい中時間を作って頂いてお話を伺うことになったのです。
松沢先生からお話は伺いましたが、ボッソウについては「緑の回廊プロジェクト」のホームページや、
山田さんのホームページ「進化の隣人と暮らす」(2017年9月現在、残念ながらページは封鎖されているようです)
にて写真を見たくらいで、あまりにも情報不足だったので、
チンパンジーではなく純粋にボッソウの情報を入れるためにわざわざお時間を頂きました。
愛知万博の会場に詰めているとのことで愛知万博会場に行きました。

万博会場に訪れたのは実はこの日が初めて。この日の来場者は15時現在で12万人だそうです。
12万人?そんなに来てるの?
正直、入園料だけでも結構高いと聞いたことがある私はまったく行く気がない、
という状態だったので仕事でもなければおそらく来ることはなかった万博。
そこにそんなに人が来ているなんてちょっとした驚きでした。

それはともかく、山田さんにお話を伺いました。
愛知万博内のプレスセンターでお話を伺いました。
入場の際に【報道関係者】のカードをもらっていたので、なんだか、自分までジャーナリストになった気分です。

「ギニアのボッソウ村は比較的豊かな村ですよ。」

取材で撮ってこられた写真をみせてお話ししてくださる山田記者。
たしかに、村人のほとんどが服を着ているし、履き物を履いている人が多いのです。
人々の表情も豊かで明るい印象があります。

「現金収入は少なくても、食べるのには困らないんですよ。」

とのこと。
なるほど・・・やっぱり食べる事というのは人が生きていく上で根幹に関わることだから、
ここがしっかりしていると余裕が生まれるんですね。
また、週に一度市(マルシェ)が開かれるようで、活発な村。外国の製品もいろいろ入ってきているようです。
中国製が多いらしいですけどね。こんなところにも、中国製とは・・・さすが。
私が想像していたよりもずっといろいろなものがあるんです。
野菜から服飾品、日用雑貨まで。
さすがに日本と同レベルというわけにはいかないのですが、思っていたアフリカとは違う。

「ここでは英語がほとんど通じないのが困りましたね。ほとんどの人がフランス語を使うんですよ・・・」(山田記者)
やっぱりフランス語か、と不安。
「コートジボアールから来ている人の中には英語が分かる人がたまにいるんですけどね・・・」(山田記者)
やっぱりフランス語は必要なのかぁ、とやっぱり不安。
「ボッソウ村という場所はそうそう行けるような場所ではないですから、いい経験をされると思いますよ」
「何か分からないことがあったら、気軽に聞いてください。先生方には質問しにくいようなことでも私になら話せることもあるでしょうし・・・」

新聞記者の方とお話しさせて頂くのはこれが初めてだったのですが、とても感じの良い人でした。
ボッソウ村は人を穏やかにする何かがあるのでしょうか・・・私もボッソウに行くと穏やかな人物になれるのでしょうか・・・。
いろいろな人々に話を伺っているうちに、自分がギニアへ行くのだ、という感覚が強くなってくるような気がする・・・。
それにしても、やっぱりフランス語・・・ここがネックです。
ぼちぼちフランス語の勉強でもしましょうか・・・最低限の挨拶くらいはできるように。
まずはそこからでしょう、ね。

初めてみる万博会場。
人人人・・・とてもパビリオンに行くような気にはなれず、会場をぐるっと一周して帰ってきました。
もったいないと思われるかも知れませんが、残念ながらそんな余裕もなく・・・
だって、ギニア共和国です。それが気になって・・・。

フランス語の簡単な辞書を買いに行きました。
仏和辞書はたくさんあるのですが、和仏辞書というのはなかなかなくて困りました。
コンサイスの和仏・仏和、デイリーの仏英和・和仏英がありましたが、コンサイスには発音記号すらない。
これは大変ですよ。
だって、発音の基本も知らない私には発音記号がないと読めない。
デイリーの仏英和・和仏英は発音記号はなく、なんとカタカナ表記。
でも、読めないよりはましかとそちらを選択。すこしでも、フランス語になじむべし・・・できるのかなぁ。

(続く)